サンセット大通りの初日へ@赤坂ACTシアター






先日観に行ったミュージカルライブの中のサンセット大通りの曲が忘れられずにいたので、
サンセット大通りのチケットをとって観に行ってきました( ´_ゝ`)




DSCF1367 / Zengame


赤坂ACTシアター 2012/6/17 18:30開演 座席Y列
出演:安蘭けい 田代万里生 彩吹真央 鈴木綜馬

サンセット大通りはオペラ座の怪人やキャッツやエビータを作曲したアンドリューロイドウエイバーの作品で最後の傑作ミュージカルといわれている作品です。
サンセットはコンサートで始めて聞いたにも関わらず耳に残ってはなれなくなってしまっていたので、
オペラ座の怪人などのような素晴らしさを感じ期待度大でした。

初の赤坂ACTシアターでしたが、ミュージカルを見るのには凄くよいサイズで、
1階席の1番後ろでしたが、十分によくみえる座席でした。
通常オケは舞台の下にいる事が多いのですが、今回はステージの後方。
目の前から響いてくる迫力ある音楽に歌が絡み合って時々鳥肌がたちました。

ストーリーはこんな感じです↓<公式HPより>
ハリウッドのサンセット大通りに面するある邸宅のプールに、若い男の死体が浮かんだ。“彼”は自分の死の真相について語り始める― 売れない脚本家のジョー・ギリス(田代万里生)はある日借金取りに追われ、荒れ果てた不気味な豪邸に逃げ込む。そこにはかつて一世を風靡した大女優ノーマ・デスモンド(安蘭けい)が、怪しげな執事マックス (鈴木綜馬)と共に、過去の夢に生きていた。

田代さんは前回のミュージカルライブを含めて歌を聴くのは2回目。
ミュージカルライブの時は歌詞が歌にはまらずちょっときつそうに見えたのですが、
今回はその時よりよくなったように聞こえました。
かれのテノールの声質はあまり好みの声ではないのですが、
ベティ―役の彩吹さんと二人で歌うシーンはなかなか良かったです。
全体的には前半より休憩をはさんで後半の方がよい印象を持ちました。
のってきたのかどんどんよくなっていったような感じです。
1日の公演の中で変化がみられたというのはとても興味深く今後が楽しみでもあります。

安蘭けいさんは初見。
宝塚出身という事で、舞台での見せ方と演技は凄く上手でした。
舞台慣れしている人、観客の視線を浴びる事になれている人、華やかでパワフルな感じと狂いっぷりとノーマをよく演じていたと思います。
クライマックスの階段をおりてくるシーンの両手をあげてゆったり舞うシーンなどオーラが出ていてきらきらしてました。歌も良かったですし、終始安定していました。

彩吹さん演じるベティ―は22歳の設定。
途中で年を聞かれて「22歳」という瞬間があって、ええええっいまのギャグ?笑うとこ?と思ってしまいました。
どうも実年齢よりちょっと下ぐらいに見える演技だったような気がしないでもなく、、 (-_-;)
宝塚の男役だったそうですが、女性らしくまとまっていましたが、裏声しか聞けないのでちょっと物たりず。

どのシーンもテンポよく音楽もぴったりあいあきる事なく見ていられましたが、
主題のサンセット大通りの歌とベティとの歌以外にこの歌がいいという歌がなかったのはちょっぴり残念です。
例えば同様のサスペンス系でレベッカなどはいくつか残る歌があるのですが、
それに比べると若干物たりない感じでもあります。

訪れた日は初日、今後どんどんよくなっていくんじゃないかと期待して、
もう1回ぐらい最後の方でみたいなと思う公演でしたが、
今回は自分の中でストライクにはまる歌手がいなかったので、
アンドリューロイドウエイバーの音楽が素敵なので、歌手をかえてみてみたいとも思う作品です。

撃たれて死んだまりおさんの気持ちとノーマの気持ちを考えて少し切なくなるストーリーもまた良かったです。

初日の公演という事もあり会場にはたくさんのお花が飾られており、客席には関係者が多数いたようです。
そして会場にはなんとエリザベートで来日中のマテ・カマラスさんがいました。
偶然にも廊下でばったりと会い、うひょーーーっ(*≧∀≦*)なんてラッキー!とめっちゃテンション上がりいい一日でした♪




★ヤフーオークションに出品中のサンセット大通りのチケット

Uwe Kröger が歌う Sunset Boulevard.
-->

0 件のコメント:

1か月間の人気投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...