派遣という働き方、キャリアの積み方と怠惰な自分と


「2重派遣法」のせいで、ここ最近は「派遣」のお仕事が中心になりました。

この法は、紹介に紹介を重ね、
2重、3重と派遣会社が間に入る事によって派遣会社に搾取される金額が増えるから、
それを禁止してしまいましょうという法律です。



そんな法改正のおかげでフリーランス契約がままならなくなったのだけれど、
(フリーは多重のケースが多く脱税も多いのでそれを炙り出す法とも聞く)
2重派遣がなくなり搾取が減って、
派遣の時給ってあがったのかしら??
と時々思うんです。
その分派遣会社の取り分が増えただけ、なんて事だったらイヤだなと(´_`;)


ここ最近は某商社で仕事をしていますが、
先日、その商社にて3ヶ国語が堪能な中堅の女性社員(私の上司)に、
「派遣ってどう?」
「その働き方に憧れるんだけど、派遣になって良かったと思う??」
「会社を変えていく事で幅広い知識が身に付けられそうに見える」
「同じ会社にだけいると、変化がなく考え方に偏りが出ている気がするし、
仕事内容にも大きな変化はないしキャリアアップ出来ていない気がするんだよね」
とランチの時に大真面目に質問されました。


実際には、正社員と比較して派遣の仕事って範囲があまり広がらず、
大きな責任もプレッシャーもないので淡々としていて面白みにかけると感じています。
(私はルーティンワーク系が特に苦手なのでこう感じます)

但し一箇所にとどまらなければならない理由はないので、
自分で選択出来れば方向性は無限で、
意思が強ければキャリアをきっちりプログラム出来ると思います。

通常は会社の人事部がよきように考えてくれるのを自分で考えるだけの事です。

例をあげると、以前のフリーの同僚が業界転職2年目でDBのスペシャリストに化けて、
年収1千万を超えました。
その2年で会社は4~5回変わりその都度確実にスキルアップを図っていました。

その時に、知識と技術をトレードオフ出来るから、
「これを提供するかわりに、これは学ばせて欲しい」
とはっきりいえばいいと教えてもらいました。


でも、ついつい楽な方に傾いて同じ知識で仕事が出来る同じ所にずるずるいちゃうんですよね。

ノウハウは見て聞いて知っていても、そんな辛くて面倒そうなのもな~という甘えが出ます(´_`;)



だから、仕事を選ぶ際にほんの少しだけルールをつける様にします。

知っている事が50%、
知らない事が50%
の時は中・長期で仕事を受け、

知っている事が80%、
知らない事が20%
の時は短期で仕事を受ける

このルールであれば、少なくとも長期で仕事をすると、
知識の量がぐっと増えます。

もちろんそんな高飛車な選択ですから、仕事がない期間の為の預金は重要です(苦笑)

まあ、でも結局楽な仕事は心地良さもあるわけで、
楽な方に向かう習性をどこまで自分に対して厳しくいられるかでしょう。
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