日本人が1位を受賞したヴァンクライバーンコンクールのドキュメンタリーが再放送されていたのを見ました。
内容は、全盲のピアニスト「辻井伸行」(20才)さんが、
ホーム・ステイするアメリカ人老夫婦に迎えられ、
コンクールで優勝するまでのドキュメンタリーです。
彼は楽譜が読めない為、右手左手と録音した音を聞いて覚えるそうです。
もちろん鍵盤も見えないよね?と思って、
鍵盤に何か印でもついているかなと思ってしまいましたが、
彼は右の端と左の端を確認してピアノを弾き始めます。
(パソコンのブラインドタッチとかわらないのでしょうね)
演奏が終わると観客はスタンディングで彼の演奏を高く評価していました。
セミファイナル、ファイナルと残っていくのですが、
結果発表で彼の名前が呼び上げられるたび、
アメリカの観客は大興奮、敵地?にて熱狂的に支持されているのがよく伝わりました。
せっかくですので演奏をどうぞ↓
セミファイナルは弦楽四重奏団との室内楽、
ファイナルはオーケストラをバックに協奏曲と、
目で合図など出来ない彼と指揮者と乗り越えるハードルはとても高いものでした。
どうしたらあわせられるか指揮者がとても頭を悩ませています。
色々な提案をだしてくれるのですが、彼は側でそれを聞いていて無反応。
シャイで話すのが苦手なのかな?と思いましたが、
インタビューにはきちんと応えているので、
単純に英語がわからないんだろうなーと思いました。
そしてその間に立つ通訳の方、音楽の知識ない?と非常に不可解でした。
考えるのも彼の仕事なのですから、同時通訳の様に洩れなく彼に伝えていくべきと思うのですが、
何故か一通りウンウン聴いてから、少し考えこんで要訳して一部を彼に伝えます。
伸行さんのインタビュアーへの回答も「へーそうなんですか~、大変なんですねー」
と、普通に感心しながら聞いており近所のおばさん風でした。
結局の所は英語でも日本語でも音楽分野の言葉や専門知識を持たない方なのかなという感じでした。
最終的には彼のズバ抜けた聴く力により、見事に合わせきり、
言葉でのコミュニケーション不足を彼の耳の力で乗り越えました。
本当にアメージングでしたよ~。
今後活動の場を世界に広げるのであれば、
英語を勉強して自分で意思疎通を出来る様にすれば、
もっともっと素晴らしいコンチェルトになるでしょうね。
そういえば、今回の2位受賞のヨン・ソルムという韓国の女性をみていて、
「のだめカンタービレ」のソンルイを思い出しました。
ルイは中国人ですが、彼女がモデルかな?と思わされました。
他の出場者では、
ブルガリア出身のエフゲニー・ボジャノフが弾く音楽が好きでした。
演奏時の顔の表現が(大袈裟で)ユニークなのですが(顔をみると音楽に浸れません・・・)、
まばゆい音と柔らかい音楽には鳥肌が立ちうっとりしました。
このコンクールのCDが発売されております♪
【楽天】感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ
ピアノのコンクールの審査方法や裏話についてなど、この本がお勧めです。
「月が6個ある様な月光の曲」を弾いた演奏者に高得点をつけた審査員に他の審査委員が憤慨している様子など、
大変面白いお話がたくさんありました。
【楽天】チャイコフスキー・コンクール
この本の中で、中村紘子さんは、
上記コンクールの「ヴァンクライバーン」がチャイコフスキーコンクールで優勝し、
凱旋公演で弾いたラフマニノフの協奏曲第3番は、
それ以上の演奏を今日まで聴いた事のないほどとても美しい演奏だった、
とおっしゃられていました。
内容は、全盲のピアニスト「辻井伸行」(20才)さんが、
ホーム・ステイするアメリカ人老夫婦に迎えられ、
コンクールで優勝するまでのドキュメンタリーです。
彼は楽譜が読めない為、右手左手と録音した音を聞いて覚えるそうです。
もちろん鍵盤も見えないよね?と思って、
鍵盤に何か印でもついているかなと思ってしまいましたが、
彼は右の端と左の端を確認してピアノを弾き始めます。
(パソコンのブラインドタッチとかわらないのでしょうね)
演奏が終わると観客はスタンディングで彼の演奏を高く評価していました。
セミファイナル、ファイナルと残っていくのですが、
結果発表で彼の名前が呼び上げられるたび、
アメリカの観客は大興奮、敵地?にて熱狂的に支持されているのがよく伝わりました。
せっかくですので演奏をどうぞ↓
セミファイナルは弦楽四重奏団との室内楽、
ファイナルはオーケストラをバックに協奏曲と、
目で合図など出来ない彼と指揮者と乗り越えるハードルはとても高いものでした。
どうしたらあわせられるか指揮者がとても頭を悩ませています。
色々な提案をだしてくれるのですが、彼は側でそれを聞いていて無反応。
シャイで話すのが苦手なのかな?と思いましたが、
インタビューにはきちんと応えているので、
単純に英語がわからないんだろうなーと思いました。
そしてその間に立つ通訳の方、音楽の知識ない?と非常に不可解でした。
考えるのも彼の仕事なのですから、同時通訳の様に洩れなく彼に伝えていくべきと思うのですが、
何故か一通りウンウン聴いてから、少し考えこんで要訳して一部を彼に伝えます。
伸行さんのインタビュアーへの回答も「へーそうなんですか~、大変なんですねー」
と、普通に感心しながら聞いており近所のおばさん風でした。
結局の所は英語でも日本語でも音楽分野の言葉や専門知識を持たない方なのかなという感じでした。
最終的には彼のズバ抜けた聴く力により、見事に合わせきり、
言葉でのコミュニケーション不足を彼の耳の力で乗り越えました。
本当にアメージングでしたよ~。
今後活動の場を世界に広げるのであれば、
英語を勉強して自分で意思疎通を出来る様にすれば、
もっともっと素晴らしいコンチェルトになるでしょうね。
そういえば、今回の2位受賞のヨン・ソルムという韓国の女性をみていて、
「のだめカンタービレ」のソンルイを思い出しました。
ルイは中国人ですが、彼女がモデルかな?と思わされました。
他の出場者では、
ブルガリア出身のエフゲニー・ボジャノフが弾く音楽が好きでした。
演奏時の顔の表現が(大袈裟で)ユニークなのですが(顔をみると音楽に浸れません・・・)、
まばゆい音と柔らかい音楽には鳥肌が立ちうっとりしました。
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大変面白いお話がたくさんありました。
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この本の中で、中村紘子さんは、
上記コンクールの「ヴァンクライバーン」がチャイコフスキーコンクールで優勝し、
凱旋公演で弾いたラフマニノフの協奏曲第3番は、
それ以上の演奏を今日まで聴いた事のないほどとても美しい演奏だった、
とおっしゃられていました。
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