鹿賀さん主演のミュージカル「シラノ」



を観に行ってきました。



文芸作品『シラノ・ド・ベルジュラック』を原作に、
『ジキル&ハイド』の名コンビ、レスリー・ブリッカス(脚本・作詞)とフランク・ワイルドホーン(音楽)が手がけたミュージカルです。

レミゼやエリザベートのように何度も口ずさみたくなるようなやみつきメロディはなく、
音楽の方というよりは芝居よりのミュージカルでした。

私の場合は、歌詞より音楽の音をきらきらする粒のように受け止めて聴いていってしまうので、
見に行くミュージカル選びは音楽の良さと歌い手さんの声が自分の好みかがまず一番だったりします。
そしてその音楽と声と歌詞がぴたりとあった時とか最高だなって思うんですよね、
そういう奇跡的なのはなかなか見られませんが(^^)

歌の部分で感情移入して入りこむところでいつも音楽にうっっとりなので、
頭に内容が全然入ってきて無いことも多々ありで、、
今回はメロディが入り込んでこないおかげで芝居をちゃんと見られました(^^;エヘ

鹿賀さんをミュージカルで見るのは初めてですが、劇団四季ご出身だそうです。
今回はお芝居が多く演技と歌のバランスが丁度良い感じの役者さんでした。

コミカルな演技がすごくうまくて、普段TVで見かけるのとは違う面をみましたよ。

滑舌か、鼻の問題か所々セリフがよく聞き取れず、
前から2列目ということもありそこそこ聞こえてましたが、
後方や上の席だと聞こえないんじゃないか・・・と思ったところが多少あり。

ただ、年齢や鼻の大きさ、体格、声が聴きとりにくいのは自然にみてありだなとも思ったり。
演出ではないかもしれないけど、十分あり得る所が出ていて好き。

劇中重要なクリスチャン役の田代万里生さん、
サンセット大通りから2度目ですが、若くてはりのあるいいテノールです。
濱田さんとの歌、「これが恋」が良かったです(^_^*)


自分の恋心を抑えて恋敵に協力してあげるシラノ。
最後の最後でわかり胸キュンです。

フランス語の響きで翻訳を目で追いたいかな、いつか映画も(^_^*)


▼『シラノ』稽古場見学会【ダイジェスト】


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