スパイスから作るカレー教室へ 2.カレーづくり


ナンづくりが終わったらいよいよカレーです。

今回は2種類のカレーを作りました。
一つはチキンカレー、もう一つはグリーンカレー。

そこで質問です。
「インドカレー屋でカレーを食べるとどうして複数種類のカレーがだされるのでしょうか?」


答えは、人と同じ事を嫌うインド人たちは、
他の人と同じものを食べていない、違う物を食べているという為、
自分で複数種のカレーを混ぜて食べる為!なのだそうです。

日本でよく日本人が1つづつ食べているのはインドの人から見ると不思議なのだそうです。
あれは混ぜて食べるなんて初めて知りました。

作り方ですが、まずはベースを作ります。

★ベース4人前です★
鶏肉・・・300g
たまねぎ・・150g
トマト・・・150g
にんにく・・・20g
しょうが・・・20g
ひまわり油・・・80cc
水・・・200cc

みじんぎりにしたにんにくを油でいため、焦げ付かないぐぐらいで、みじんぎりしたしょうがを投入。
その次にスライスした玉ねぎを炒めますが、日本のようにあめ色になるまで炒める事はしないそう。

インドではカレーに甘みはもとめていないのでさらっといためる程度という事でした。

そして次にトマトを入れます。トマトはミニトマトでした。

トマトは大きい物よりミニトマトを使った方が味がつよいそうです。
トマトの原種はミニなので、ミニの方が美味しいそうで、味をもとめるときはミニなんだそうです。

そして最後に鶏をいれて水をいれて煮て完成!
完成したかどうかはミニトマトの皮が自然に向けてきた頃だそうです。

これがベースとなるので、これを2つにわけてそれぞれに好きな具材を入れるそうです。
具はお好みのものをどうぞという事でした。
今回は、小松菜を入れたグリーンカレー、パプリカを追加したチキンカレーになりました。
サラダも作ってこんな感じに仕上がりました★

デミタスカップに注がれた2種類のカレーです。
デミタスカップってこういう使い方もあるのかーと発見。デミタス2個で十分な量でした。

デザートはヨーグルトです。
ヨーグルトを食べつつスパイスの味もみます。


カレーを食べ終えた後にスパイスづくりをしました。
缶が並べられているので、自分で好きに調合します。



スパイスは、香をつけるもの、辛みをつけるもの、色をつけるものの3種類にわかれるそうで、
それをいかに組み合わせるかで味がかわってきます。

★色付けの役割を果たすスパイス&ハーブ
ターメリック
うこん(ターメリック) 100g
うこん(ターメリック) 100g
価格:231円(税込、送料別)

★辛みづけの役割を果たすスパイス&ハーブ
チリペッパー
ブラックペッパー
ジンジャー


★香りづけの役割を果たすスパイス&ハーブ
クミン・・・カレーに近い独特の香り
カルダモン・・・刺激性のある香りは「香の王様」
シナモン
クローブ
ローレル
オールスパイス
コリアンダー
ガーリック

そこにいた全員が思い思いの味をもとめてスパイスを調合しました。

ちなみに「胡椒ととうがらしの違いはなんでしょうか?」
という質問もされました。

答えは、辛さの持続性です。だからそれも考えながらスパイスを作ります。

私は辛い物好きなのでチリを多めにし、この香りと思ったクミンとカルダモンが盛りだくさんになりました。

スパイスの香りはアロマオイルにも似ていて、好きでしつこく嗅ぎたくなる香とそうじゃない香があります。
アロマオイル選びをする時には、自分の好きな香りが自分が必要としている香りになるのですが、
私にはクミンとカルダモンがストライクでした。

クミンの精油は、血液を浄化したり消化器系によくきくといわれるので、消化器系不調な私にはちょっと納得です。
カルダモンの精油は、精神的な緊張をときほぐしてくれストレス緩和にも役立つそう。

精油はキャリアオイルに伸ばしてマッサージで利用しますが、
スパイスは直接口にふくものでその効果は何倍もあるような気がします。

時々カレーが食べたくなるのは、身体に活力を与える作用があるから体が欲してるのかも( ´_ゝ`)

オリジナルカレー作りちょっとはまりそうです♡

食と文化にまつわるお話が色々聞ける大変楽しいお教室でした。
また、気になる講座を見つけたら是非参加してみようと思います( ´_ゝ`)

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