1月の三連休は、かの有名な「青春18きっぷ」で新潟まで旅行をしてきました。
青春18きっぷとは、
5枚綴りで販売されるJRの普通・快速列車乗り放題のきっぷですが、
名称から察するに清貧な学生をターゲットとして、
「貧乏旅行」をサポートするJRの社会貢献きっぷなのだろうけれど、
電車に対する熱い思いを持つ大人達から熱烈に支持され、
彼等の印籠として新たな価値が見いだされている切符。
のように見えました。
そして、カモと電車が大好きな旦那が、
3連休を利用して青春18きっぷで行く新潟白鳥ウォッチング旅行を企画しました。
東京を午前中に出発して、目的地新潟に着くのは夜の19時半。
新幹線で2時間で行ける場所を半日かけて移動??
狂気の沙汰ではないかと思いましたよo(゚д゚o≡o゚д゚)o
彼の楽しい電車タイムに道中ずっと悪態をつきそうなので、
心優しい妻として「3連休は大好きなバレエに行く」と初めは丁重にお断りをしたのだけれど、
妙なほどウキウキソワソワしていて悔しいのでやっぱり同行する事にしました。
まず、JRの改札口で青春18きっぷにその日の二人分のスタンプを押してもらい。
これで、同日内であればどの普通列車にも乗れどの駅でも乗り降り自由になりました。
まず上野から高崎へと移動。
グリーン券を買ってグリーン車に乗車して三越で買った弁当でランチタイムに。
初めに彼が「三越でお昼に食べる弁当を買おう」と言った時に、
鉄ちゃんは普通電車のロング席で弁当をモリモリ食べられるのかとその図太さに感心し、
新たな世界が開けるような気分(´-ω-`;)ゞだったのですが、
彼は初めからグリーン車に乗る予定だった事がわかりました(; ̄ー ̄A
高崎から水上へは約1時間
クラウド誕生を夢中になって読んでいたらわりとあっさり到着。水上駅でかの印籠を見せて悠々と駅から出ました。
乗り継ぎ時間を利用して街の散策をして雪合戦をして温泉饅頭を食べて、
駅前にある洒落たカフェ「珈琲亭しなだ」でコーヒーを飲みました。
期待せずに入ったのだけれど、水が美味しいのかとても美味しかった。
雪道を走る電車は水上から長岡へ
この辺りから妙に電車の中で疎外感を感じるようになる。
車両内を見渡すと、個人でカメラを持って悦に入っている男性が多数おり、殆どが一人旅風なのに、妙に楽しそうに見えます。
旦那も窓の外を眺めたままロマンスに浸っている感じです。
私は雪景色など飽きるほど見て育ったので読書タイムを続けました。
地下トンネル内にある駅として有名な筒石駅で、数名が印籠を見せながら降りて行きました。
何故か印籠を見せた彼らの方が駅員より偉そうに見えるのですが・・・。
彼の話によると、駅員が駅の無料ガイドをしてくれて、暇ならお茶までだしてくれるのだそうです。
そんなイベントがあるならちょっと降りてみたかったと思いました。
長岡までの道のりでいくつかのスキー場を通り、若者や家族連れが乗り込んでくるが、
すぐに下車をしていずこかの宿へ向かうので、終始、鉄道マニアと同一車内で高揚感を保ち、
新しい駅に着く度にちょっとワクワクして外を眺め調和を保ちながら旅を続けました。
長岡駅では私達も再び印籠を見せて下車。
印籠というフリーパスを見せる度になんだかちょっと偉くなった気分です。
長岡は新幹線がとまる駅とあって、想像以上に駅周辺が充実していました。
美味しいとはいえないロシア料理・・・
ロシアに近い新潟なら美味しいロシア料理を食べられるかもしれないと思い、「ロシア料理を食べに行こうよ!」と彼を引っ張って携帯で探したロシア料理屋に向かいました。
結果はすさまじく酷かった┌(|||´Д`)ノ
ボルシチはじゃが芋仕様で赤カブは入っておらずトマトベースの色で、ペリメニを頼んだら、中華ワンタンがコンソメスープに浸かって出てきました。
ガルショックという有名なツボ料理を頼んだら、水でといたシチューミックスに冷凍食品が浸かっていて、
その上にパイシートをのせて焼いてありました。
だいたいボルシチにサワークリームがのっていない時点で、ロシア料理を語ってはいけないと思う。
見た目だけはロシア料理に近いのだけれど、味はインスタント夜食・・・(><)))(((><)
有名なへぎ蕎麦でお口直し
あまりにもショックだったので口直しに駅に戻って有名なへぎ蕎麦を食べました。さすが人気のあるへぎ蕎麦。大変おいしゅうございました。
その後また電車に乗って新潟へ。
最終的に新潟へは21時に到着。
新潟駅で温泉付きビジネスホテルに宿泊
温泉付きビジネスホテルで有名なときの湯 ドーミーイン新潟本館&ANNEXに宿泊。2人でセミダブル1泊5000円と格安(*゜∇゜*)
大浴場は露天がつきサウナもあり広々と充実していて楽しかったです★
生まれて初めての青春18きっぷ旅行も結構楽しく想像以上に楽しめました(*´∀`*)
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