帝国劇場にレベッカ(Rebecca)を観に行きました


前回シアタークリエでみたレベッカが良かったので、
今回の帝劇バージョンを観に出かけてきました。

このレベッカは、ダフネ・デュ・モーリエのベストセラー小説をミュージカル化したもので、1940年代にヒッチコックが映画化し、アカデミー賞を受賞しています。

チケットはS席で前から7列目の中央よりをオークションでかなり安く購入しました。

客席は後ろの方が結構まばらで、空席が目立ち、良い作品なのに残念です。





本日の配役は以下の通り。

マキシム:山口祐一郎
わたし:大塚ちひろ
ダンヴァース夫人:涼風真世
フランク:石川禅
ファヴェル:吉野圭吾
ベン:tekkan
ジュリアン大佐:阿部裕
ベアトリス:伊東弘美
ヴァン・ホッパー夫人:寿ひずる
ジャイルズ:KENTARO他


前回のダンヴァース婦人はシルビアさんでしたので、
シルビアさん涼風さんを聞き比べる事が出来ました。

ただ、席が前の方だったのでお顔がはっきりと見え、聞き比べる以前に、
涼風さんの目がくりっとした可愛らしい顔が気になりました。
ダンヴァース婦人らしくないというか、、可愛いんです・・・
メイクの仕方のせいか、顔だけ見てると、
憂いのある瞳など逆に苛められそうな感じの顔でした。

低音はシルビアさんの方がいいかなーと思いながら、
高音を聞いたら透明感があって、
違う歌を聴きたいとちょっと悶々としました。
演出も違う様ですが、
シルビアさんの方が私はダンヴァース婦人らしくて好きです。

大塚さんは前回も良かったのですが、ますます良くなっていました。
彼女の声はやっぱり好みです。

ヴァンホッパー婦人がNYに帰ると言い出し、
もうマキシムには会えなくなり、その悲しみを歌う場面で、
本当にボロボロ泣きながら歌われていてびっくりしました。


山口さんは、ふふふふのロボダンスでした。
最後の最後、コーンウォール駅での「私」との再開のシーンで、
周りがシクシクと泣いているのに、、、
2拍子的な動きのはぐをみて、ツボにはまってしまいました。

しかし、高音の歌ばかりで、ちょっと物足りないですね。
んーまたこの高さかーと思いながら繰り返し聞いてしまいました。
こちらも違う歌で聞きたいなとちょっと悶々としました。

近かったので、表情がよく見えたのはとても良かったです。
甘い顔や怖い顔や、「わたし」をみる穏やかな表情や、
ファンが多いのも納得しました(^^
ちょっと忘れられない微笑です。

吉野さんは前回も良かったのですが、さらによくなってて感動しました。
歌も歌えて芝居も出来てダンスも上手で、
素晴らしい舞台俳優さんですね。


ヴァンホッパー婦人の寿さんも相変わらず素晴らしかったです。

今回の発見は、
ジャイルズ役のkentaroさんでした。
この間は気がつきませんでしたが、
彼もなかなか気になる歌を歌う存在でした。

そしてコーラスの中から、碓氷マキさん。
こちらも一瞬しか聞き取れませんでしたが、
ん!いいかも!と思ってプログラムを見て名前をインプットしました。

バレエのコールドを見るのと違って、
バックコーラスを聞き分けるのは大変ですね。

今回もとても楽しい舞台でした。


ダンヴァース婦人が歌う「REBECCA」をyoutubeで探しました。
歌っているのは「Susan Rigvava-Dumas」です。彼女の歌声凄くイイデス♪
youtubeであれこれ色々と探して聞きましたが、どれも素敵です。


こちらは、作品全体を紹介するプロモ(ウィーン版)

この映像の「わたし」より、大塚さんの方が作品の「わたし」にはあっていると思います。

そして、実際の内容が気になりましたので本を購入しました。
レベッカ 上巻 (1) (新潮文庫 テ 4-3)
新潮社
デュ・モーリア(著)茅野 美ど里(翻訳)
発売日:2008-02
おすすめ度:3.5
レベッカ (下) (新潮文庫 (テ-4-4))
新潮社
デュ・モーリア(著)
発売日:2008-02
おすすめ度:3.5
Amazy




REBECCA-レベッカ- オリジナル・ウィーン・キャスト(輸入CD) 4,809 円


REBECCA-レベッカ- オリジナル・ウィーン・キャスト 実況ライブ(輸入2枚組CD) 7,329 円


最後にとても気に入っている1曲を、よかったら聴いてみてくださいね。

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