フランス人の様にバカンス中心に生活してみたい


最近、フランス在住の方やそれ関連のブログなどを色々と読む機会が多いです。

現実逃避もありますが、自分の生活する社会の習慣との違いは読んでいて色々と刺激を受けます。

現地在住の方の、「休暇プレッシャー」の記事を読んでいて、プレッシャーを感じるほどの休暇をとってみたい!と思いました。

フランスでは1年間に最低5週間の有給休暇が義務付けられ、
週35時間労働制も導入され、人によっては2ヶ月近くバカンスに出たり、
夏の休暇、クリスマス休暇、家族の為の休暇云々、休みがたくさんあるそうです。

という事で、休みの予定は早くから決めてその日を待ち焦がれて毎日生活をする為、
それぞれが気になる最大の関心ごとの一つになっています。



家族>自分の趣味>仕事
の優先順位がなりたっており、これが生活の基本なのだそうです。

フランスは、階級社会で、会社で出世したり役職につく為には、
「グランゼコール」という専門の教育機関(エリート養成学校)を出ている必要があり、
フランスでは、特に「数学」が出来ないとエリートにはなれないそうです。


仕事をしていて、もう少し数字を使ってシュミレーションした方が良いのでは?
ここのルートをこう変更すると、これだけ短縮できて、ここの人件費も削れるよね?
と思う事も多々ありましたが、そこそこの規模の会社で働いていると効率化には興味がなさそうに見えます。

長時間労働で評価される事が多い日本では、
効率化を重視するより、より労働量が多い方が仕事を頑張っている様に見えるから、
あえて減らさない様にしているんだろうな
と勝手に納得しています。


フランスの環境は日本と逆で、
上が猛烈に仕事をして下は家族との時間や自分の趣味を大事にしながら一生生活するそうです。

「上司は高い給料貰ってるんだから忙しくて当たり前」
「僕達は薄給で働いているんだから、ゆるくて当然」


という考え方です。

いいですね、この割り切り方。


だからといって、薄給で働いているわけではないと思うのですよね。
ユーロが日本円に対して高いからか、旅行に行くととても物価が高く感じますし。

世界各国の主要都市における平均月収のデータ(出典:プレジデント07年12月号)によると、
手取り額は、

東京 240000
パリ 190000


総中流社会の日本はだいたいこれぐらいとして、
階級社会のフランスでは、ポジションにより開きがありそうですね。

あの物価にこの給料でどうやって?と思うのですが、消費がかなり少ないのだと思います。


それでも、マイペースに自分の時間や家族との時間を楽しんでいるから、
日本人の生活よりもずっと豊かに見えてしまいます。


毎日定時で帰れて、気分がのらなければ早退して、
バカンスがとれての生活が送れたらいいなーと思います。


そういう生活をする為の、理屈づけに、

「家族の時間>自分の趣味>仕事」

の考えを是非日本でもとりいれて欲しいです。

仕事は、仕事が好きな人が高給もらって猛烈にすればいいと思います。
仕事が趣味みたいになっている人もよくみかけますし、
それと同様の働き方を求められても辛いですもんね。


日本みたいに長時間労働好きな国は、
まず法律で、「週35時間」と規制してもらいたいですね。
役職クラスとか取締役レベルはその規制は対象外という事にしたらいいんですよ。


少ない時間でどう効率をあげるか、上が真剣に取り組む様になり、
自ずと、効率重視型になりそうです。
でも、効率が上がりすぎて失業率が増えても困るので、
効率あげずに、人を採用が多くの人には嬉しいのかなぁ(苦笑)


☆関連本をピックアップしておきました

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