フランス語、日本化する事を「タタミゼ」という


フランスの新語で、日本化した事を「タタミゼ(畳化)」というそうです。

こんな素敵な言葉を作ってくれて感謝ですね(*′艸`))+:
それぐらい「日本」の影響力が強いって事でしょ。

先日、日本人の知らない日本語2の新刊(第2巻)が発売され、その中でこの言葉が出てきました。

漫画の中で、
<タタミゼ(畳化)したと思う時>というのがいくつか紹介されているのですが、

「母国に帰っているのにタクシーの扉があくのをまってしまった時」
「本にカバーをつけてもらうのがあたりまえになった時」
「(Yes、Noではなく)あいまいな回答をしてしまうとき」
「外国人を見て「あ、外国人だ」と思うとき」


など、結構なるほどと笑えます。

仮に、日本にあこがれを抱いてやってきて仕事にあぶれてホームレスになったとして、
靴を脱いで段ボールハウスに入れば、これも立派な畳化ですね。

冬のパリは黒ずくめがパリジェンヌ流
外国人を見て、「あ、外国人だ」で、思い出した事があります。

フランスでは、冬になると全体的に彼等の服装は全身黒っぽくなる傾向があります。

ファッション最先端の街などと思って訪れるとショックを受けるほど、上から下までほぼ黒です。

黒い帽子、黒いマフラー、黒いコート、黒いパンツ、黒いブーツ、黒いかばん、
そのまま「ご愁傷様です」と言えそうなほど、夏の華やかさは影を潜めています。

時々お洒落なパリジェンヌが指し色をしますが、それでも、やっぱり大半は真っ黒です。

ゴスロリの様に黒が大好きなら訪れるのも嬉しい季節ですが、
どのショウウインドウも黒くなるので、
パリのイメージからは遠く、ショッピングにはちょっぴり残念な季節ではないでしょうか。

という事で、冬はフランス人と観光客の外人が見分けやすくなります。

私も外国人で、観光客なのですが、
パリに滞在中に何度も、

あ、外国人だ!観光客だ

と思いました。

目がなれてくるととても見分けやすいです。

スリなどに狙われない様にしたい方には、冬のパリは全身黒がおすすめです。

ユニクロのカラフルさに惹かれながらも勇気が出ないパリジェンヌ
滞在中にオペラ座近くのユニクロ店に賑わい振りを見に行きましたが、
ライトグリーンやマリンブルー(この両色が好きそうでした)のカラフルダウンを手にとり、
着てみて「素敵」という顔をするのですが、皆さん、試着だけを楽しんでいました。
意外に思うかもしれませんが、フランス人は結構保守的です。

以前にパリのセレクトショップで冬は何で黒が多いのか?の理由を聞いたら、
黒は安全色だよ、黒を着た方がリスクが少ないからね
って、物凄くリアルな答えを頂きました、、、お洒落なパリのイメージが(苦笑)

日本で会社にそんなカッコウしていったら、
「今日どうしたの?」「なんか不幸な事あった?」
って聞かれちゃいます。

日本は、露出に関してはわりとご年配の方々がかなりウルサイと思うのですが( ;´_ゝ`)、
カラーに関しては結構寛容なんじゃないかと思います。

日本のどこが好き?それは安全な所
旅行前にフランス語教室に少し通ったのですが、
その時の先生が日本に移住されていましたので、
「何でフランスより日本を選んだの?」
と聞いたら、
安全に暮らせるから、日本は安全でしょー、安全が一番!!
という答えを頂きました。

「安全」である事がこれほど大きいとは思っていませんでした。
当たり前すぎてよくわからなかった事です。

本の情報
この日本人の知らない日本語は、私の中ではかなりツボにはまってます。
何度読み返しても新しい発見があり、既に3回ぐらい読んでます。
異文化コミュニケーションや、日本を外人の目で見る事に興味のある方には是非読んでもらいたいお勧めの一冊です。
エッセイ漫画なので2巻からでも十分楽しめます。

1巻(日本人の知らない日本語
)も面白かったのですが、2巻になってさらに面白さUPしてます。

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日本人の知らない日本語2



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