シアターオーブの仏版ロミオとジュリエット、超楽しかった♪



フランスからやってきたミュージカルロミオとジュリエットを観に渋谷のシアターオーブへ出かけてきました。



海外からやってくるバレエを観に行くとだいたいS席だと2万円程度かかりますが、
ミュージカルはそれと比較すると金額設定が低くS席1万3千円と嬉しいところですが、
いつものようにオークションに出品されているチケットの中から探してそれより少しお安く見に行ってきました^^

今回は11列目のセンターブロックという非常に良いお席♪

会場に踏み込んでびっくりしたのが劇場がフランスの匂いがしていた事。
パリのシャルルドゴールに降り立った時にああフランスに来たな~と感じる事が出来るその匂いと同じ匂いで、会場に入っただけでもうぐっときてしまって目がうるうるしてしまいました。
別にいい匂いとかじゃないんですけど、ノスタルジーに浸れるようなイメージということで(苦笑)

Youtubeで映像をみつけてから恋に落ちてもう何年もずーーーっとみてみたいと思ったロミジュリがそこにいるというのを喚起させてくれるほどの匂いでした。

ステージがあいた瞬間から懐かしいフランス語の響きがどんどん耳に入ってきて、
目の前に見たかった舞台があり、目がウルウルしてしまってもう周りの人とは一人だけ違う感動を味わっていたのですが、
休憩中に誘って一緒に見に来た友達にその話をしたら、
東京にいて本場の舞台を見られるこのシチュエーションを考えただけでもう目がうるうるしてしまってと。
今年北海道から転勤してきた友達だったので転勤してきて良かった!と思った瞬間のようでした。
という事で二人で目がうるうるしながらずっと舞台に見入ってしまっていました。

最初から歌が続き、歌、歌、歌しかない?セリフはいずこ?と思ったら、
このロミジュリは歌とダンスが主体となったセリフのないミュージカルです。

舞台の両サイドにある字幕をおいながら、歌い手さんとダンサーさんを見てとても忙しかったです。

途中で耳が慣れましたが、最初にん?って思ったのが、音。
この劇場音響が悪いのかな?調整が上手くできてない?
なんとも表現しがたいのですが、少しおかしかったと思います。

本人達の実力を100としたら音響の悪さで90、80ぐらいに下げている感じがしました。

幕開きヴェローナで始まりましたが、ダンサーのエネルギッシュな動きが圧巻。
ポジション綺麗だな~とかバレエとかジャズとかちゃんと本格的にやっている人達だ~と思いながら、
歌手も目で追わなければならず、字幕も追わなければならず、忙しすぎです(苦笑)

ダンスは全体的にコンテンポラリーな感じのものと衣装が多くて、
時代背景とのそのアンバランスさがまた面白いというか、観たままでもなく色々考えてしまってとにかく頭の中大変。

普段youtubeで初演版の2人を観る事が多いので、今回の2人は全くの初見でした。
ジュリエットは可愛かったのですが、ロミオなよ~っとしていてちょっとイメージと違う・・・と思ったけど、話しが進むにつれてこういうロミオもロミオらしいかもと思うようになりました。
なよっとしたロミオは日本用にアレンジされたものらしく、昨今の草食系男子を表しているのかしら(苦笑)

顏のかっこよさではベンボ―リオ、小顔、黒髪、長身、イケメン、舞台上にいるとついつい追ってしまう、他を観る余裕が。。。(; ̄ー ̄A

ジュリエットのママとロミオのママは声が全然違うタイプ。
比較云々が全くできずどちらを聞いてもくは~っとなってしまう、恐れ入りました。
特にロミオママのあの低音の迫力、他ではちょっと出会えないタイプで他の歌とか他のミュージカルとかいろいろ見てみたい感じでした。

全体的に照明が面白く使われていたのですが、
ジュリエットが神父様に毒薬をもらいにいくシーンで、
うっかりするとジュリエットと神父様のやりとりに目がいくのですが、
ダンサー達が祈りのポーズをしながら顏にぱっ、ぱっ、ぱっと順番に光が当たるシーンとか、
神父とジュリエットのやりとりで十分な場面のはずなのですが、
細かく手を抜かず、絵として美しくどの角度からみても楽しめる感じとかとても印象に残りました。

ロミジュリはバレエの場合は最後に2人が死んで幕が閉じるのでそれが当たり前だと思っていたのですが、
ミュージカル版は、死んでから続いていくので、そこがまたすごく良かったです。
テンションをきちんと上にあげて終わりにしてくれて、最高でした。

最後はアンコール4曲。
最初の1曲目は歌のキャストがそれぞれ1つのフレーズずつ歌うという豪華な1曲。
もうここだけ録音して帰りたい!!!と何度思った事か。
曲が進むにつれて観客席で立ちあがる人が増えて、後半になるとジュリエットから皆もっと立って!という身振りが。
そこから皆が立ち上がり手の叩き方振り方、声だしの指示があり、コンサートのような盛り上がりっぷり。
最後の最後まで盛り上げてくれて最高楽しかったです。

終わってからまたまたサプライズ。出演者登場です( ´_ゝ`)

フランス版のミュージカルはフランス料理フルコースなみに重たい感じで、
日本のミュージカルは和食っぽく体には優しい感じ?で疲れすぎず、
それぞれがそれぞれでいいかなと思いました。

ひとつひとつ書いていくとどこまでも書けそうですが、
とりあえず、最高の舞台で、もう1回リピしたいなと思える楽しさでした。
あと1週間ほどやっているのでお時間のある方は是非行ってみてくださいね♪


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