原発の風評被害、煽りだと流してしまっていいのか?


東日本大震災から3週間経ちましたが、復興に向けて少しずつ進んでいると思いたい所ですが、
原発の状態が悪化し放射能はだだ漏れで、政府は復興どころではないとしか見えません。



原発近隣に住まわれていた方々で、
避難されている被災者の方の震災後の復興で自分たちの土地に戻れない可能性がある事を考えると、
とても悲しくなります。

避難勧告が出ていても、
酪農家の方の「牛を置いてはいけない」の言葉には涙が出ました。
先日は、農作物の有機栽培などに長く従事されてこられた方が自殺されていましたね。
酪農家にとっては家畜が大切な家族だし、農家にとっては畑が大切な仕事場なのですから、
企業の利益が優先され廃炉を拒んだ東電により周辺一帯が放射能まみれにされ、
そして未だに収束される事もなく、身が引き裂かれる思いだと思います。

あの大震災の中で奇跡的に助かった命なのですから、
その命を大切にしてもらいたい、してあげたいと思うのですが、
原発の避難勧告の範囲がいっこうに広がらない事、
IAEA(国際原子力機関)が避難基準を超える放射性物質が福島県飯舘村から検出されたと発表したことについて、
日本政府は各種調査をして結果「問題ない」としている所や、
気が付いたら被爆基準の数値が引き上げられていたり、
言論統制が出てきたりと戦争中かと思うような信じ難い事が次々と起きています。

病気や健康被害はその因果関係が非常にわかりにくいそうで、
かりに数年後に白血病になったりなど病気になったり何かを発病しても、
国は「そんな事は知りません」としらをきれるのだそうです。
奇形児が生まれても「妊娠中のストレスが原因では?」と自己責任に転換されるそうです。

テレビを見ていると「健康に害はない」と繰り替えされていますが、
つまり、調査の結果「健康に害はない」というのが政府と東電の結論で、
数年後に何か起こっても責任を追及する事は困難なのを知っているからこそ、
こういう軽い発言が出来るのですね。

アゴラのこの記事を読んでいて知ったのですが、
東電は各大学に巨額の研究費を渡していますので大学は彼等の言いなりだという事、
東電は各マスコミに対しても巨額の広告費を払っているので、
カンニングしていた浪人生を追いつめても東電の悪口は基本的に言いません。
原発反対者をテレビに出す事もありません。
政府と東電も天下り先としてぐちゃぐちゃに絡み合い手に手をとって、仲よく、スキップしている感じですね。

内容を知ればしるほどほんと恐ろしい限りです。

今日は、原発の技術者でご自身も内部被ばくを繰り返し、その結果ガンになりなくなれた方の文を読みました。

原発がどんなものか知ってほしい

企業というものは、人の命よりもお金が大切で、原発を止めないために、修理には人の命を使います。
原発は働く人を被曝させなければ動かせないものだそうですが、
5時間かけて原発は安全であると洗脳されて現場に送りこまれるそうです。
いわば何も知らされていない企業の為の「生贄」だと思えてしまいます。
その結果、もう何人も亡くなられたそうですが、それを隠すのも原発管理者の重要な仕事なのだそうです。
反感情を生まない為に。
今、原発で働かれている自衛隊や消防隊員の命も同じ扱いに感じられます。
アメリカのニュースで「何故彼らは国の英雄として取り上げられないのか?」と疑問が出ているそうですが、
戦争の時にお国の為にと戦った若き兵隊達と同程度にしか見られていないように思え、
それで死んでいったらよく頑張ってくれたと尊敬され、
作業者が被爆して病気になり一生苦しむ事になってしまったとしても、
国民の東電や政府への批難が爆発しないように、
これからも原発を推進する為に反発を避ける為に隠蔽されるのでしょうか。
胸が苦しくなります。

ロボットで修理出来ないものかとずっと思っていましたが、
これを読むと、ロボットは放射線能で狂ってしまってすぐに使い物にならなくなるそうです。

これを読んでいて、ひとつ前向きに考える事があるとすれば、
今回の震災で多くの人が原発を振り返る機会があってよかったと思います。
このまま何も起こらないと、国の負債が増え続けて先送りされているように、
日本国内も放射性廃棄物で核まみれになってしまったでしょうから。

他にも、長野の市長記者会見の記事も参考になります。

市長記者会見2011年3月22日[動画版・テキスト版]

松本市の市長は、チェルノブイリで医療支援活動をされていましたので、より実態に近い話をしてくださっています。
チェルノブイリでは甲状腺がんの子どもが増えたのが5年後だそうです。
「将来悪性の新生物が日本で増えてきたような状況の時にはいったい誰が責任とるんでしょうかね。」
とおっしゃられてますが、本当に、その因果関係を立証するのは困難で、
そうすると政府にも東電にも非はなく、自己責任の世界なんですよね。


煽り記事などに騙されないようにと盛んに言われていますが、
少しでも掘り下げてみるととても黙ってはいられない状況です。
ツイッターを読んでいたら、ソフトバンクの社長がいいことおっしゃられてました。
「この原発による国難が無事に何事も無く過ぎて「お前が騒ぎ過ぎた」と批判された時、
私は心の底から喜んで辱めを受け入れます。」


本当に騒ぎ過ぎだといわれても、
少しでも多くの人に原発についてのたくさんの情報を得てもらいたいという思いでいっぱいです。


他、これらも読まれると良いです。

俳優・ミュージシャンのいしだ壱成が参加した反原発運動の弾圧体験
http://ameblo.jp/isseiishida/entry-10819818986.html

原発が、どういう経緯で、誰が進めて、日本に来たのか
原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~(動画)

そして、こんなに多くの人命が危機にさらされている時に、
増設計画が出されているそうです。
彼等は宇宙人です。

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